顎関節

顎関節の回転運動と滑走運動

ポッセルトの下顎限界運動範囲内で、さまざまな下顎位における顎関節を示した連続図。下顎頭の回転と関節隆起上での前方滑走が示されています。
ポッセルトの下顎限界運動範囲内で、さまざまな下顎位における顎関節を示した連続図。下顎頭の回転と関節隆起上での前方滑走が示されています。. イラスト © Socket Science · 画像の利用ライセンス
図中のラベルは英語(標準的な解剖学用語)で表記されています。

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この連続図では、ポッセルトの限界運動範囲内におけるさまざまな下顎位の顎関節を示しています。後退位で歯が接触している状態から最大開口に至るまでの変化を表しており、解剖学的な位置関係を把握するための頭蓋骨側面図も含まれています。

開口量が最初の20〜25 mmに達するまでは、下顎頭は主に下関節腔で回転します。それを超えると、下顎頭は関節円板とともに関節隆起上を前方へ滑走し、最大開口が可能になります。試験では、これらの原理に基づき、正常な開口範囲、歯科補綴学で使用する終末蝶番軸、開口制限と片側への下顎偏位が同側の顎関節の問題を示唆する理由などが問われます。ポッセルトの限界運動範囲そのものも、歯科補綴学や咬合学で頻出する暗記事項です。

試験対策を目的とした教育用イラストです。個々の患者に対する臨床的な診断・治療指針ではありません。